撮る。その場で確認、そして撮り直すを繰り返す。エンドレスに撮り続けてしまう可能性がある今だからこそ、強制的に終われることに有り難みを覚える。限りがあることは負の要素ではない。むしろ物事には終わりが必要だと思う。これは私がフィルムカメラも使う理由のひとつ。
上記はデジダルカメラでも心掛けている。閉じれる液晶なら全閉、消せるなら液晶オフにしている。デジタルであるメリットの一つを自ら断つ。理由は簡単、撮ることに邪魔だから。
納得のいく最高の一枚の為に何度もシャッターを切ることももちろんあるけど、カメラを持って散歩してる時はリズムを大事にしたい。現像したフィルムを手にしたとき、あるいは、デジタル写真をパソコンのモニターで見たときに「これでいいのだ」と自己完結する。諦めとは少し違う、潔さというか深追いしない気軽さというか。
兎にも角にも、人生、これでいいのだ。



カメラ PENTAX K-3ⅲ monochrome
レンズ PENTAX DA20-40mm
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