印西市観光協会さんの提灯も今年は晴々しくぶら下がっているように思う。
コロナ禍で何かと我慢を強いれられ、思うように過ごせなった人も少なからずいるだろう。楽しい事を楽しいと、美しいものを美しいと素直に口にする事さえ憚る日々に悶々とし、限りある時間を無駄にしてしまった気がする。人生を見つめ直す機会になったと思えば無駄では無いかもしれないけど。もちろん、コロナがきっかけで職を失ったり大切な人を失ったりと、私の想像以上に辛い思いを経験した方もいるのだろうと慮る。
だけど今年も桜は咲く。今年は誰と見に行こうか。
2023.3.22 7:00a.m.撮影
起床すると朝靄が発生していた。映画「サイレントヒル」のワンシーンのような濃霧を期待して家を出てみたけどイマイチだった。天気や気象条件は願っても変わらないのは古今変わらない。
枯渇した地域の部族が雨を乞い、数週間から数ヶ月間にわたり祈り続けた。その後そこに雨は降った。それが当然と思うか奇跡と信じるのかは当事者に任せる。
天気も運も感情もコロコロ変わりやすく不安定であって絶対的でない。あるいは、誰にも分からない繊細なものなのかもしれない。むしろ分かっていたらつまらないよね。
そんなこんなで春はあっという間に終わるから明日、桜を見に行こうと思う。
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