【自己満足と他人の評価】

【Black&White】

評価は良くも悪くも糧になる。酷評は参考になるし、好評は励みになる。むしろ、私が撮った写真を見てもらうだけでも嬉しく思う。

しかし気をつけなければならないのは、“他人の評価を気にすること”だ。邪念を捨て自分の感性と表現力を一枚の写真に閉じ込めたい。そんな写真を見てもらう事で自己満足に浸っていられるのかもしれない。金銭が発生しない趣味だからこそ、と思う。

それを理解したとき、ファインダーの向こうの世界が今までよりずっとワクワクしてみえるはず。

そんなことを考えながら早朝の公園を彷徨い歩く。贅沢な時間だ。

voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 SCを絞って使う。うろ覚えだけどf8〜f11位だったような、、。このレンズの描写が奥深い。絞り開放では収差のオンパレードで味わいがあるし、絞れば思いのほか、しっとりと写る。

大口径レンズを持つと嬉々として開放主義者になってしまい、往往にしてどこで撮ったのか分からないようなボケボケ写真になる。ロケーションもへったくれも無い。それに気づかず、呆けてしまったかのようにボケた写真ばかり撮っている人を散見する。でもそれはそれで当人がご満悦であればいい。ただ忘れないでほしいのは“自分が撮りたい写真を撮れているか、否か”を。

以上、君への私なりの回答だ。

 

カメラ Nikon Zf

レンズ voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 SC

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