相変わらず花の名前を覚えることが出来ない。あるいは、撮っているだけの私には固有名詞は不要なのかも。紹介できないけど可憐な植物たちをどうぞ。
濃赤に黄。シブかわ。
この可愛い花に注目したの私だけではなかった。忽然と現れた蜜蜂。F1.8とF8で撮ってみた。マクロレンズならばもっと寄って撮れるけど、ミツバチをアップで見たいヤツいるのか。赤子の産毛みたいに思わず触りたくなるものでもないし、虫との距離感もお互いに大事だ。彼らも立派な仕事をしているからね。
それにしても中望遠レンズの最短撮影距離付近でチョコチョコと動く被写体を絞り開放でバチピンは難しかった。側から見たら「あいつ、カメラ持つ手震えてねーか」と言われそうな位、小刻みに構図調整を繰り返した。筋トレしていて良かったと思う瞬間でもある。
この花だけ重力に逆らうことなく下を向いて咲いていた。哀愁感というか何故か惹かれる。
“実るほど頭の下がる稲穂かな”
あるいは、謙虚さも注目されてしまう場合がある。
まだまだ撮りたい被写体があったけど不安定な天気で急に土砂降り。逃げ惑う人々を撮っても面白そうだったけど良心の呵責に苛まされそうで私も帰路へ。
ハナミズキの下で昼寝していた彼は大粒の雨で起きることなく、毅然と眠っていた。
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