自分がパッと思い浮かぶ、秋のイメージカラーは何色だろうか。
この日は小雨が降っていた。湿度感というか、しっとり感というのか、色味に深みが出ていて好みの極みだった。そして移りゆく季節に色彩の濃淡はよく似合う。そのグラデーションを見ていると和むような落ち着くような、心に余裕が生まれる気がする。なんでもいいが、四季を楽しめる人間でありたい。
※千葉県印西市の松虫寺にて撮影
カメラはNikonZf。レンズはvoigtlander HELIAR classic50mm F1.5を。このレンズの収差がなんとも言えない愛おしさがある。ボケ、滲み、そして愛されキャラに必須のゆるふわ感。癖になる味だ。
一枚一枚をゆっくりじっくりと、カメラという道具を操ることに幸せを感じる人は即買うべし。軽くて持ち運び楽だし、ピントリングのトルク感も秀逸。非防塵防滴仕様が心配の方もいるかもしれないけど、そう簡単に壊れないよ。そもそも防塵に配慮してても使用していればいつかは必ず塵は入る。少々の雨なら問題ないし、そもそも雨だからって持ち歩かない人が大半なんでしょ。それにどんなレンズでも高所から落としたら物理的に壊れちゃうかもしれないよね。万が一に故障してもコシナさんの対応は定評があり、修理費用も良心的だ。私の場合、デメリットが無い。
でも解像感主義者にはオススメしない。もちろんマニュアルフォーカスの手間を楽しめない人にも。
推しレンズがあれば、その逆もある。次回に記述しようと思う。
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