【Nikon Zf】年の瀬の東京浅草を

2023年12月31日。浅草花やしきに行ってきた。

年末の慌ただしさと浅草のゴチャゴチャ感がなんか好き。でも人混みは苦手。矛盾してるようだけど、出不精の思いつきは大切にしている。

この日はNikon ZfにZ40mmF2を選んだ。軽くて小さいし、オートフォーカス最高。文明の利器を手に入れた感覚。

Zfと共に購入したこのレンズは使ってなかったかもしれない。描写の傾向だとかクセだとかを上手く言葉で表せないけど好みな写りだ。アウトフォーカス部分のモッサリした感じがなんとも言えない。ひょっとすると巷でこのレンズが好評な理由は、ピント面の鮮明感とボケのバランスが絶妙なのかもしれない。絞った時はもちろんキリッとする。なんだろう。期末試験で赤点を取ることなく全教科で平均点以上を保ちつつ、昼食と昼休みは友達に囲まれていて、放課後はバイトと遊びを上手くコントロールするような憎めないやつ。よく分からないかもしれないけど、そんなファーストインプレッションを抱いた。

花やしきを出て周辺をプラプラしてみた。落書きはないけどステッカーが豊富で面白い。自分の爪痕を残したい人が貼っているのだろうか。承認欲求の一部なのか。いずれにしろ、標識側には貼ってなかった。悪戯にも秩序があることを証明しているみたいで好感をもてる。

ヒトヒトヒト。屋外なのにこんなに混み合っているシチュエーションがとても苦手だった。浅草寺もチョロっと覗いてみたけど、無理。みんなイロイロと熱心だよね。素晴らしい。信じることは物事のきっかけになる。見習わないといけないね。